稲庭うどん - 宗八(閉店)

生そうめんをきっかけに素麺の手延べの製造工程を知り、手延べうどんは美味しいのだろうかと調べてたどり着いたのが稲庭うどん。

 

まずはいただいてみよう、と訪ねたのが大阪 日本橋・稲庭うどん 宗八さん(閉店されました)。

 

外観は長屋の一軒で、白壁に木板の板張りがされた壁に、木の引き戸に暖簾が掛けられ、和食店らしい雰囲気があります。

内観は白壁と板張りの壁面で、丸みのある木製のテーブルと椅子が配されるなど全体的に木製品の色が多く目に留まり、温かい雰囲気を感じさせます。

壁にはサインがされた色紙が目立ち、その中にメニューが紛れています。

 

うどんのメニューは「釜あげ」と「ざるうどん」の2種。

その横に大・小のお値段が記載されているのみで、極めてシンプルです。

つまり大阪では「温かいのん」「冷たいのん」のいずれかを「大」「小」で注文する、ということになります。

 

「冷たいのん・大」でいただいてみたのがこちら。

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もちむぎ麺 - もちむぎのやかた

小豆島で生そうめんに衝撃を受けたため、知らない和の麺を食べてみよう!ということで次に播州播磨を訪ねてみました。

 

そう、播州といえば「手延べそうめん 揖保乃糸」。

といいたいところですが、ここで訪ねたのは「もちむぎ麺」です。

このもち麦というのは、もち米のようにもち性のあるもち種の大麦のことです。

一般的にめん類は小麦(あるいは蕎麦)から作られますが、もちむぎ麺は大麦で作られているのです。

 

兵庫・福崎にある食と遊のふれあい特産館「もちむぎのやかた」さんでは、このもち麦を使った麺をいただくことができるレストランと、麺を購入できる売店コーナー、さらには製造工程について知ることができる展示コーナーがあります。

そしてもち麦を使った麺として、半生麺と、乾麺、手延素麺が販売されているのです(もち麦ラーメンもあったと思います)。

 

というわけで麺を味わってみたいと思い、冷たい麺のメニューからいただいたのがこちら「五種麺」。

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